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1. 木地とろくろ

yamanaka_kiji.jpg山中漆器の特長のひとつは木地にあります。
まず、製材の工程で、国内優良の原木を輪切りにします。タテ方向に器のカタチをとる、竪木取りが行われます。他の産地が横木取りをするのに比べ、乾燥による歪みが少なく、堅牢な商品ができるのです。木地のまま他産地へ出荷するほどです。

一枚の輪切りにした板から、数多くの器ができるよう、大小さまざまな寸法の型をとります。それを型どおりにカットしていきます。
ある程度の形にカットしたものを、乾燥させます。

もうひとつの特長は、ろくろ挽きです。
糸目挽きに代表される自然の美しさを生かすため、生漆をそのまま木地に摺込み拭きあげる工程を何度もくりかえして、杢の美しさをいかして仕上げます。
その繊細な技術は、400年の伝統の中で築かれたものです。

道具のカンナにも木地師のこだわりがあり、自ら鍛冶をしてつくられる独自の刃先は、木地師1人一人の技へのこだわりがこめられています。


2. 下地
yamanaka_shitaji.jpg根気のいる下地の工程です。
下地職人の技量が、上塗の出来を左右するのです。丹念で地道な手作業の積み重ねが下地となって、美しい漆の輝きを生み出していきます。


3. 上塗
yamanaka_uwanuri.jpg上塗の作業は、空気中の塵との戦いです。適度な温度と湿度を保った漆風呂と呼ぶ室のなかで乾かします。こうした神経のはりつめたきめ細かい手仕事が繰り返しおこなわれ、漆独特の美しさが磨かれて行くのです。


4. 蒔絵
yamanaka_makie.jpg山中の蒔絵は、加賀藩の藩政時代に京都や会津、そして金沢の加賀蒔絵などの技法を巧みに取り入れ、次第に山中独自の深みを作ってきました。日本の伝統美を代表する艶と気品は幾人もの名人の手を経て、その個性に磨きをかけ、時代の移り変わりとともにその存在価値をより鮮明なものにしています。

紙に描かれた図案をもとに漆で写し、その上から、消粉と呼ばれるきめ細かい金粉をまき、下絵ができます。


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